アンカレジの雨温図 |
アンカレジのハイサーグラフ |
---|---|
解説
雨温図のグラフは尖っているのでD気候つまり冷帯です。最寒月平均気温が-3℃未満だということからも冷帯と分かります。また目立った乾季は無いのでDf気候です。ハイサーグラフは年較差が大きく、降水量の変化が少ないので縦長になっています。
最寒月平均気温、最暖月平均気温どちらで判断するか
熱帯・温帯・冷帯の区別は最寒月平均気温で行います。なぜならこれらの地域は熱さでは判断できないからです。日本でも夏は熱く、熱帯に劣らないほどの気温となります。そこで最寒月平均気温で判断します。緯度が高いほど最寒月平均気温は低くなります。
一方、冷帯・寒帯の区別は最暖月平均気温で行います。なぜなら、これらに地域では寒さでは判断できないからです。冬は極寒となり氷点下何十度と極寒の世界となります。そこで最暖月平均気温で判断します。緯度が高いほど最暖月平均気温は低くなります。