農地面積は農作物を育てるための耕地と、家畜を育てるための牧場・牧草地を合わせた面積とします。大きな農地面積を持つ国は面積が大きい国と関連しています。元々の国の面積が大きいので農地面積も大きいということになります。グラフの農地面積上位7ヶ国は面積上位9ヶ国に含まれています。
北国は農業に不向き
世界で一番面積が大きな国はロシアですが、農地面積は5位となっています。面積が2番目に広いカナダはさらに農地面積が少ないです。
これは気候によるものです。気温が低いと農作物は育ちにくく冷帯のポドゾル、寒帯の永久凍土といった土壌はやせているため農作物には不利です。家畜が食べる牧草も育ちません。ただし、トナカイはツンドラのコケを食べるので生きていけます。