ラサの雨温図

ラサのハイサーグラフ


解説

ラサは中国の西部に位置するチベット自治区の都市です。チベット高原というようにラサは高山都市です。高山都市というと、エクアドルのキト、ボリビアのラパスといった、赤道直下の都市が有名です。

これらの都市の雨温図の特徴として気温のグラフが直線で一年中常春の気候だということです。高山都市すべてがこのパターンに当てはまるわけではありません。常春は赤道直下と高山都市という2つの条件がそろって生じるものです。

ラサの場合は、赤道直下ではありません。そのため雨温図の気温のグラフは温帯と同じような形をしていますが、高山都市なので気温が下がり、下方向にグラフ全体がシフトしています。降水量は冬に乾季があります。夏のモンスーンで雨が太平洋から運ばれ、冬はシベリアからの乾燥した風が吹くからです。

ハイサーグラフは温帯で冬に乾季のあるCwと同じ形ですが、グラフ全体が高山都市なので全体的に下方向にシフトしています。