アメリカの経済学者ホイットルセーさんは農業区分を下のように13個に分類しました。

経済発展による類型

農業の形態

主な作物・家畜

自給的農業

遊牧 やぎ、ラクダ、リャマ、アルパカ
オアシス農業 なつめやし、小麦、綿花
焼畑農業 キャッサバ、タロイモ、ヤムイモ
アジア式稲作
アジア式畑作 小麦、とうもろこし、あわ、こうりゃん

企業的農業

企業的穀物農業 小麦、とうもろこし
企業的牧畜業 牛肉、羊
プランテーション農業 コーヒー、カカオ、サトウキビ、バナナ

商業的農業

混合農業 小麦、ライ麦、えん麦、てんさい、豚肉、ジャガイモ
酪農 牧草、ライムギ、えん麦、てんさい
園芸農業 新鮮な野菜、果物、花
地中海農業 オリーブ、ぶどう、オレンジ、コルク

集団性農業

社会主義的農業

自給的農業…作ったものは自分たちで食べる。
商業的農業…作ったものを売って農家がお金を稼ぐ
企業的農業…大規模に生産して企業がお金を稼ぐ

1農地あたりの耕地面積

一軒の農家がどれだけ農地を持っているかということ
これが広ければ少ない人数で広大な農地を所有していることになる。

地域 1農家当たりの耕地面積
日本、アジア 1~2ha(ヘクタール)
ヨーロッパ 10~20ha
アメリカ 100ha以上
オーストラリア 1000ha以上

日本の農家を考えてみるとアメリカやオーストラリアのような大規模な農家はほとんどないということはすぐに理解できます。アメリカやオーストラリアといった新大陸の耕地面積が広大だということが大切です。

受験合格には効率的な地理の勉強法が必須

地理の勉強をするときのポイントは「効率的に」勉強することです。受験科目の配点割合を考えたとき、理系学生にとって地理の配点は最も低くなる科目になるからです。

そのため、受験合格を目指すのであれば、地理の勉強時間を節約し、数学や英語の勉強時間を増やすのが賢い戦略と言えます。しかし、学校の先生は受験戦略を教えず、クソ真面目に地理の授業を進めます。

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