旅の情報〜地理の世界から〜|センター地理・地理B・地理A・地理学の解説・勉強

民族

 

人種と民族の違い

人種とは遺伝子によって決定されます。例えば皮膚の色、毛色、目の色などです。
民族とは社会的特徴により決定されます。例えば言語、宗教、風習などです。

 

民族と聞くと、アイヌ民族、首長族などのように少数民族をイメージすると思いますが
私たちも日本語を話し、日本に住む大和民族の一員です。

 

文化、言語や宗教などを共有して親近感を持つ人々の集団が民族です。

 

代表的な民族

アイヌ民族
かつて北海道・樺太・千島列島に居住していた先住民族でアイヌ語を話す民族です。江戸時代の松前藩の支配、明治時代の開拓・同化政策によって固有の文化や風習が失われました。具体的には彼らの居住域に和人が暮らし、日本語を教え、和人と結婚させるという感じです。現在アイヌ語を話せる人は数人しかいません。アイヌ文化復興法があります。この法律はアイヌ文化の継承、復興のために人々にアイヌ文化を教えて知ってもらおうということで1997年に施行されました。

 

アボリジニ
オーストラリアの先住民です。彼らは狩猟民族でブーメランを使って狩りをする民族です。他にもエアーズロック(アボリジニの言葉でウルル)を聖地としたり、壁画などの伝統文化がありました。ところが、ヨーロッパから入植してきた白人から迫害を受けました。オーストラリアで白人を最優先にする考えを白豪主義といいます。これによってアボリジニの人口は激減しました。現在では一つの国に複数の民族・人種などが存在し、互いに異文化を認めようという多文化主義の考えが広まっています。

 

アフリカの民族紛争

アフリカは民族紛争が特に多い地域です。

それはなぜでしょうか?

 

アフリカの国境線を見ると直線が多いことが分かります。これはヨーロッパの宗主国が領土を分け合う時、適当に国境線を引いたためです。

 

先住民のことはあまり考慮されなかったので、同じ民族の居住区を国境が分断したり、仲の悪い民族と同じ国になったりと様々問題が出ます。

 

国として存在するためには統治者が必要となりますが、どの民族の人がトップに立つかによって争いが生じやすくなってしまいました。

 

 

 

 

 

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