龍の爪の数には意味がある

龍の爪の数

中国の想像上の生き物である龍は日本でも十二支の中にあってお馴染みですが、龍の爪の数が違って爪の数に意味があるということを知っている人はほとんどいません。下の龍の絵は爪の数が5本、4本、3本と異なります。

5本

4本

3本

 

 

 



龍の爪の数は所有者の身分の違いを表します。
5本の龍は皇帝
4本の龍は貴族
3本の龍は庶民
なので中国・台湾の建造物や骨董品に描かれている龍を見ると、爪の数によって当時の所有者の身分が判断できます。
中国・台湾へ旅行する機会ががあれば是非確認してみてください。
もし家に5本の爪を持つ龍が描かれている壷があれば、中国王朝のお宝かもしれません。

屋根にある龍の意味

中国の建造物、特に寺院の屋根には龍が飾られています。

昔から龍は水の神様として崇められてきました。龍は自在に雷雨や竜巻を呼ぶことができるとされていたのです。
火事になると龍が雨を呼んで火を消してくれる。
水不足の時は雨を降らしてくれる。
このような意味が屋根の龍には込められています。
同様に、日本でお馴染みの鯱(シャチホコ)も火事の時火を消してくれるという、おまじないで付けられています。
そもそも鯱(シャチ)とは頭は虎、体は魚のインドの想像上の生き物で、雨を降らす魚です。

龍の体の元となった生き物

龍の体は様々な生き物の部位が組み合わされた格好をしています。
頭…ラクダ
角…鹿
目…ウサギ
耳…牛
胴体…ヘビ
腹…蜃(想像上の巨大ハマグリ)
うろこ…コイ
手のひら…虎
爪…タカ

龍にまつわる言葉

逆鱗に触れる

目上の人を怒らせてしまうという意味。
龍にはあごの下に一枚だけ逆さに生えたうろこがあります。これを逆鱗と言い、逆鱗に触れると龍は怒って触った人を食べてしまうという故事から作られた言葉です。このお話は「韓非子」という書に書かれています。

登竜門

立身出世のための関門。
中国の黄河に竜門という急流があり、ここを登り切ったコイは龍になるという故事からできた言葉です。

海千山千

長年にわたって様々な経験を積み、世の中の裏も表も知って悪賢いという意味。
海に千年、山に千年住んだヘビは龍になるという言い伝えからできた言葉です。

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