キャッサバはタピオカの原料、栄養価が高く簡単に栽培できる

キャッサバとは、5~10枚の小葉と、垂直に立ち上がる茎と数本の根を持つ、イモノキ属の低木のことで、世界中の熱帯で栽培されています。

キャッサバには特徴がいくつかあります。一つ目は、栽培方法が簡単なことです。茎を地中にさしておくだけだ根をはり、そのまま育ちます。

二つ目は、特徴的な根です。根は芋になっており、カロリーやデンプン質の生産効率は、イモ類と穀物類の中で最も高いのです。

つまり、キャッサバは簡単にヒトが必要な栄養素を栽培することができる優秀な農作物なのです。そのため、技術力の乏しい発展途上国でも栽培が可能です。

しかし、食用にするには毒抜きの加工をしなければいけません。その加工方法は、地域によって様々です。毒抜きをされたキャッサバは、キャッサバチップやパンになる他に、タピオカになります。タピオカとは、キャッサバの根や茎から作られる、デンプンのことで、食用だけでなく、様々な用途に使用されます。

まず、タピオカは飲み物などの中に入っているタピオカパールになります。タピオカパールとは、タピオカを球状に加工したもので、スターチボールなどとも言われています。

煮戻して、スープや飲み物の浮身や、デザートのトッピングとして使われています。白や黒、黄色、緑など、色をつけたものもあり、スーパーなどで売っています。

タピオカは他にも、冷凍のうどんや、お菓子などの食感調整に使われています。あのもちもちとした食感は、タピオカによって作られています。

その他の用途として、紙の強度を上げるための薬剤の原料や、チューブのりの原料としても使われています。また、紙の表面に塗ることで紙が吸水しにくくなる、表面サイズ剤としても使われることがあります。

キャッサバは、工業原料として使われています。その一つが、バイオエタノールです。主に、台湾でキャッサバチップにしてから中国に輸出し、それを原料に大量に作られています。キャッサバは、食用だけでなく工業原料にもなっている、今注目されている植物です。

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